学園長メッセージ
日本のため 世界のため
社会正義のために…
将来、活躍してくれる
人物を育てたい!
「自分の人生に、また日本の将来に、希望を持っていますか?」と尋ねられたとき、青少年が「ハイ、人生、希望に満ち満ちています。」と元気よく答えられる世の中に、この日本をしたいではありませんか。
アメリカの大学で教鞭をとった後、帰国して日本の大学に勤務し学生たちに接したとき、ペーパーテストで難しい問題を解ける知識をもっていながら、「人生いかに生きるべきか?」について考えたことがなく、したがって「大学に入学したのは、何のため?」と尋ねられても答えられない。そんな大学生を多く見かけるのでした。また世の中をみても、とりあえず「いま楽しければいい」というモノ・カネ優先の風潮が蔓延している状況でした。
「こんなことで日本の将来はどうなるのか」
そんな思いが、そんな危機感が、つのっているとき、「何よりも、まず実践」との御(み)声を耳にし、十年近くの歳月をかけ1993年に創立したのが学校法人自然学園・自然学園高等学校です。
天職探し教育を日々実践する高校
いま世の中では「偏差値が高い学校がいい学校」と考えられ、これを基に学校の格付けが行われています。
自然学園高等学校の教育理念、教育実践は、この考え方と大きく異なります。日ごろ私は、教職員に向かい「自然学園高等学校は〝偏差値〟ナンバーワンを目指す学校ではない。オンリーワンの人間づくりを目指す高校である。」と言っています。
本来、人間は一人ひとり異なる個性と能力を授かり生まれてきています。「偏差値(3教科の成績)が低い者はダメ人間だ。」ではありません。
生徒それぞれが持っている個性と能力に磨きをかけ「高校3年間で、入学時に比べ何かプラスαを付け卒業させてあげられたらいいな。」と思っています。そして、将来社会人になったとき、その個性と能力を天職にまで高め、社会で活躍できる人物に育ってほしい。これが自然学園高等学校の願いです。
こうした願いの実現に向け、特色ある教育の展開に努めている自然学園高等学校です。「自分の個性に磨きをかけ天職探しの旅にでたい。その旅のスタートを切れる高校に入りたい。」そんな志をもつ生徒の皆さんの入学を待っています。
創立者・学園長 西條隆繁